SPS 2003では、人の検索結果だけを表示するような機能は標準では提供されておらず、強いて言えば、高度な検索結果の範囲で「人」を指定、
http://PortalName/Search.aspx?tp=Person
といった方法でやるのが一番手っ取り早いと思っていたんですが。
ようやく判明しました。 (MOSSではこのあたりの機能は強化されているので、不要な情報ですが。。 )
手順は次の通り。
コンテンツ インデックスを追加するために、高度な検索管理モードを有効化していますが、特に必須ではありません。
ただ、エクスクルードまたはインクルードのルールを変更/追加するので、影響があるようであれば、既存のコンテンツ インデックスとは分けた方が無難です。
(1). SPS ポータルのサイトの設定から、検索とインデックス作成の構成にて高度な検索管理モードの有効化
(→省略化)
(2). コンテンツインデックスの追加する。
たとえば、名前=Portal_User、説明=ユーザープロファイル、ソースグループ=ユーザープロファイルグループ
(→(1)を省略した場合は不要)
(3). (2)で作成したPortal_User、もしくは、既存のPortal_Contentの「コンテンツをエクスクルードまたはインクルードするルールの管理」画面を表示
→高度な検索管理モードが有効か無効かでオペレーションが異なります。高度な検索管理モードを有効化していない場合は、ここでは行わずに、コンテンツ ソースを追加した後にコンテンツ ソースの編集画面から行った方が簡単。
(4). 「コンテンツをエクスクルードまたはインクルードするルールの管理」画面で、既定のポータル名のプルダウンメニューから編集をクリック。
クロールの構成で「このサイトのアイテムをすべてインクルードする」を選択し、「複合 URL (疑問符 (?) が含まれる URL) をインクルードする」をオンにする。
→このあたりが、既存のルールに影響すると思うので、環境に応じての影響範囲は要検証
(5). 「エクスクルードまたはインクルードするコンテンツ」画面で新しいルールを作成。ルールは次の通り。
・パス=sts2://ポータル名/personal/*
・クロールの構成=このパスにあるアイテムをすべてエクスクルードする
・このルールをクロールされたアドレスおよび検索結果に表示されるアドレスの両方に適用するをオン
(6). 検索とインデックス作成の構成画面にて、コンテンツソースを追加する。
・コンテンツインデックスの選択は、環境に応じて。コンテンツ インデックスを作成している場合は(2)で指定したもの、作っていない場合はPortal_Content。
・コンテンツ ソースに、「Exchange Server パブリックフォルダ」を選択
→ここがミソらしい。なぜパブリック フォルダだとうまくいくのかは不明。。
・アドレス=sps://ポータル名/site$$$people
(7). 検索範囲を追加。
・トピックとエリア=トピックまたはエリアをインクルードしない
・コンテンツソースグループ=範囲を以下のコンテンツソースのグループに限定する、(6)で作成したコンテンツ ソースのみをオン
(8). インデックスをフル更新