2009/10/09

リストビューWebパーツを他サイトへ配置する方法

あるサブサイト内のリストのビューを、同サイトコレクション内の別サブサイトに配置する。

【手順】
1.
リストが配置されているサブサイトのGUIDを取得
2.SPD
で該当リストのフォームページ(ex Allitems.aspx) を開いて
 リストビューWebパーツの<ExportControlledProperties>要素の値をfalse からtrue に変更
3.
ブラウザで上記のフォームページを開いて、リストビューWebパーツをエクスポートする
4.3
でダウンロードしたWebパーツ(.dwp)をテキストエディタで開いて、
 <WebId >要素の値を1 で取得したGUIDに書きかえる
5.4
で編集したWebパーツ(.dwp)Webパーツギャラリーにアップロードする
6.
任意のサイトにWebパーツを配置する


【注意点】
GUIDの取得方法については参照先サイトの「How to find a GUID」を参照のこと。
 
もしくは、MOSS SP2環境であれば、stsadmで取得可能です。
 stsadm -o enumallwebs -databasename <
データベース名> [-databaseserver <データベース サーバー名>]


・上記の手順4 <WebId >要素のGUIDは小文字である必要があります。
 また、<ListName>と異なり、括弧({ })は必要ありません。



【参考】
http://techtrainingnotes.blogspot.com/2009/03/sharepoint-one-library-multiple-sites.html







ユーザー情報の表示

MOSS上で作成者や更新者をクリックすると、Userdisp.aspx(各サイトのユーザ情報)が表示される場合と、person.aspx(個人用サイトのプロファイルページ)が表示される場合とがあります。




この規則ですが、個人用サイトをホストしているWebアプリのURLが以下の条件を満たせば、作成者や更新者をクリックしたとき、person.aspxが表示されます。

それ以外の場合はUserdisp.aspxが表示されます。



person.aspxが表示されるURLの条件

 1.ポータルと同じホスト名を持っているURL

  【例】

   ポータル:http://mysite/

     個人用サイト:http://mysite:8080/



 2.[ポータルサイト接続]に設定されているURL



 3.ループバックアドレス(http://127.0.0.1/ , http://localhost/




【参考】





2009/10/06

SharePointでのJavaポートレットの利用

備忘録として。

JSR168については、javaベースのためSharePointではサポートされないようです。
http://blogs.technet.com/mdunkel/archive/2008/02/21/sharepoint-jsr-168-and-wsrp.aspx

WSRPについてはサポートされています。
http://office.microsoft.com/ja-jp/sharepointserver/HA101656531041.aspx#4

「WSRPコンシューマWebパーツ」がMOSS 2007では標準提供(ただし、Enterprise Editionのみ)されています。
#SPS 2003 は標準ではなく、CodePlexとかでソースが公開されていた状態かと。

ただし、製品的には対応しているとはいっているものの、汎用仕様ポートレットをちゃんと使おうとした場合にはそれなりにテストなり改修なりが必要になると思いますので、コストメリットが実質どれだけあるのかは「?」ですね。

また、WSRPコンシューマWebパーツ自体も一般的にほとんど使われない部類のWebパーツになると思いますので、個人的には信頼性は低い気がします・・・。