ルートにサイト コレクションを作らずに、ほかのサイトコレクションを作った場合に、おかしな現象になるらしい。まただ。
どうも、ルートのサイト コレクションには謎が多い。
ルートのサイト コレクションとは、たとえばWeb アプリケーションのURLが「http://mosssrv:81」だとすると、サイト コレクション(トップ レベルのサイト)を作るときに、Web サイトのアドレスを指定するときに「/」を指定して作成するもの(URLが「http://mosssrv:81/」になるもの)。
これを作らずにサイト コレクションを作るには、サイト コレクション(トップ レベルのサイト)を作るときに、Web サイトのアドレスを指定するときに「sites」なりを自分で管理パスの定義で追加したパスを指定して作るもの(URLが「http://mosssrv:81/sites/portal」だとかになるもの)。
今回わかっているおかしな現象とは、ブログ サイトを作り、ブログ プログラム(Word 2007)から投稿しようとすると、認証エラーになって、投稿できないというもの。
早速試してみました。さすがです、再現しますね~。
既定の「sites」でも、勝手に作ったパスでも。
エラー ダイアログは、
「アカウントを登録することができません。発行先のプロバイダを利用できません。詳細については、プロバイダに問い合わせてください。」
原因はわかりませんが、回避方法としては、「ルートのサイト コレクションを作っておく」ということですね。
後からでもルートのサイトコレクションを作れば、あっさり認証が通ります。
ルートのサイト コレクションを作らないケースはあまりないのではないかとは思うんですが、
使わないケースは多々あるのかと思います。とくに大規模環境だと。
理由は、ルートのサイト コレクションを使ってしまうと、相対パスでのURL指定がしづらくなるからです。サイト コレクションを複数作って、共通で使うロゴやヘッダ/フッターなんかに画像を埋め込む場合など。
Wordでブログ投稿するケースはあまりないような気がしますが(ブログ サイトの有効性、Word 2007の導入率を考えると…)、こういう構成の場合他にもおかしな現象が起きるかもしれないので、継続して調査が必要そうですね…。
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