SPS 2003のプロファイル インポートでは、AD上で削除されたアカウントはSPS 2003のプロファイルDBからは削除されませんでした。
しかも、一括削除はできず(ページ単位で一括削除はできますが、数十ページにわたっているときは、ページごとに削除していかないといけなかった・・・)、プログラムを開発するしかありませんでした。
そのせいで、間違って大量のプロファイルをインポートしてしまったときなんか、結構問い合わせが来てました。
で。
MOSSでは、、どうもAD上で削除されたアカウントは、MOSSのプロファイルDBから削除されるようです!(下記、簡単に確認した結果、参照)
びっくりした。
でもそれでいいのか??
共有サービス管理サイトの「ユーザー プロファイルとプロパティ」の「ユーザー プロファイルの表示」画面では、インポート済みのプロファイルを確認できるだけではなくて、個人用サイトの管理も行えます(ただし、ユーザーが事前に作成している場合のみ。管理者がここから個別にユーザーごとに作成することはできない)。
個人用サイトを使っていない場合はそれでもいいのかもしれないけど(とはいえ、情報を残しておきたいケースもあるだろうに・・・)、個人用サイトを作成しているユーザーで、ADのアカウントを削除する前 or MOSSのプロファイルDBから削除される前に個人用サイトを削除しなかった場合、このゴミサイトを見つけ出すのが大変になってしまうのでは?
ひょっとしたら、個人用サイトの有無で、削除されたりされなかったりするのか?と思いちょっと確認してみたけど、どうもそんなの判別せずスパッと削除しちゃっているようですね。
できれば、削除するかどうか、選べるような仕組みがいいですね。。
削除自体はstsadmでもできるし個人用サイトにアクセスできる管理者(もしくは所有者権限を追加する)が個人用サイトのサイトの設定画面から削除してもよし。
作成済みの個人用サイトの一覧の取得もstsadmでもサーバーの全体管理からサイト コレクションの一覧から確認できはしますが。
不要な個人用サイトだという判別にかなり手間がかかる気がします。。それとも、無条件に「サイトの使用確認と削除」機能を使えということなのか・・・?
■簡単に確認した結果
基本的には、プロファイルDBから削除されるかどうかという以外は、SPS 2003と変わらず。
◇インポートの種類
増分インポート:アクティブのまま
フルインポート:1回で非アクティブ、4~5回目くらいで削除(でも1回で削除されてしまうこともあり)。このあたりはSPS 2003の時と同じようにあいまいなまま。
◇プロファイルが作成される動作およびタイミング
プロファイルは、
(1)個人用サイトを作成する
(2)ADなどからプロファイルをインポートする
のいずれかで作成され、(1)、(2)のうち、早いほうが優先されます。
◇個人用サイトの有無での動作
ADアカウントを削除。それぞれ、
・個人用サイトあり
・個人用サイトなし
という状態で試しても、フルインポートでは、上記インポートの種類と同じ動作。
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